あなたの記憶をください

そうだ
祥の言うとおりだ

「そうだね。祥、ゆうごめん」
「あ、俺もすまねぇ」
「よし、じゃあ考えるぞ」

そして俺らがだした結論
なにがなんでも笑顔で真依を迎えることだった

しばらくすると、看護師が俺らのもとへ
走ってきた

「真依さんのお友達?」
「はい、そうですが、真依に何かあったんですか?」
「いいえ、真依さんが目覚めました」
「え?」
「それって本当ですか?」
「嘘を言ってどうするのよ。ほら早く真依さんのとこに行ってあげてください」