あなたの記憶をください

しばらくすると
手術室から
医師がでてきた

「真依さんのお知り合いですね?」
「あ、はい」
「あの、真依は、真依は、大丈夫ですよね?死んだりしませんよね?」

芽依は泣きながら医師にきいた

「はい、今のところ大丈夫です。
命に別状は、ありません」

俺はその時すごくほっとした
芽依や祥、真依のお母さんもほっとしていた
次の言葉を聞くまで