確かに本当に一瞬の出来事だった
俺らは
ファミレスに向かっていた
俺は真依としゃべることに夢中で
回りを見ていなかった

キーッキー   ドンッ ゴンッ

俺らは横から来るトラックにひかれた
俺はすぐに立ち上がることができた
だが、真依は、
頭から血を流して倒れていた

「おい、真依大丈夫か?」

何度揺さぶっても真依は起きず、地面が
赤く染まっていった

「おい、真依ちょっと待てよ。今すぐ助けてやるからな」