エイプリルフール


次の休み時間、わたしたちはおしゃべりをしていた

すると美怜が

「ねぇ…どうして避けるの?」

美怜がいまにも消えそうな声でわたしたちにたずねた

またわたしたちは教室をでた

すると美怜はわたしたちのあとを追っかけてきた

わたしたちは止まり美怜をみた

「ねぇ…何でなの…わたしなにか悪いことした…?したならわたし謝るから…」

美怜まじで信じこんでいる

美怜は今でも泣きそうな目をしている

「はぁ?あんたを無視しようがあたしたちの勝手でしょ。もういい、話しかけないで」

わたしは早あるきでトイレに向かった

凛と沙羅もわたしについていった

トイレに入ると

「ねぇ、これはヤバイんじゃない」

と凛が暗い声でいった

「大丈夫、大丈夫!もうすぐネタバレするからさ!」

「けど美怜わかってくれるかな…?」

沙羅が心配そうにいった