「君可愛いね。俺らのこと好きなの?」



いきなり何?



今、私は王子様に話しかけられてる。



それにしてもこの人チャラい。



私の苦手なタイプ。



絶対この人青柳仁とかゆうひとだよ。


もう一人はとゆうと・・



「もぉ、やめてあげなよぉお。
困ってるよー?」


女子力高いな。


しゃべり方が女の子だし。
背が低いし。



おまけにカップルみたいにくっついて。




「でも、この子可愛がるかいあるかもよ。
俺らのこと睨んでたし。」



青柳仁はそーいって
私にニンマリと笑った。



怖いんだけど。。


奈々は固まってるし...


後ろには誰もいないってことは

私にゆってるんだよね。


私睨んでないよ...


何で睨まなくちゃいけないのよ。


「詩多、、、ばかでしょ?」


え、いきなり何?


「いつから、戻ってたの?」

「詩多後ろの王子様みなよ。」



奈々は焦ってる


「あーぁ、可哀想に」

もう一人の王子様がそぅ呟いた瞬間


私は青柳仁と壁に挟まれた


「お前さ口に出てっから」

「・・・・へ?」



「俺の事こいつ呼ばわりしやがって」


「あ、そのことかぁって、ちっさ・・」



「わぁー素直」

もう一人の王子様がゆう


「(##゚Д゚)イライラお前お仕置き決定な」



「え。ちょ、お仕置きって・・」


私が話終える前に響くリップ音


そして、女子の叫び。


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