次の日いつも以上に授業に真剣に取り組んでいたと思う。


昼休み最近は未来と三ツ矢君と銅城と一緒に過ごすことが多くなった。
でも正直絡むのに抵抗がある…


「はぁ…」


「未来ため息なんかついてどうした?」


三ツ矢君が未来を見てキョトンとする。


「だってだって…この間中間テストがあったばっかりなにもう期末テストだよ⁉」


「あーそんなこともあるな笑
いーよなぁー。
歩は常1位だから。」


「俺だって楽して首席でいるわけじゃねーぞ?
それなりに勉強してんだぜ?」


「とか言いながらテスト前でも女子たちに囲まれて遊んでんじゃん!」


「歩はいーなぁ。
元から頭いいから。」


話を聞いてあたしと比べて銅城は全てを持っているから羨ましいなって思った…


「瑞樹も頭いーよね!」


未来が羨ましそうな顔であたしを見る。