「い、飯島さん! あたしっ…ごめんっ 見てることしか出来なかった…」 「いーよ。 あたしが勝手にしゃしゃり出ただけだから。」 「でもっ、あたしのせいで…」 「気にしないで。 あーゆーの見るの好きじゃないから。」 「本当にごめんね… ってか!頬腫れてる!血も出てるっ! 本当ごめっ」 未来は半泣きだった。 「大丈夫。こんなのすぐ治る。」 「飯島さんが大丈夫でもあたしが大丈夫じゃないよ! 早く保健室行って消毒しよ?」 未来はあたしにティッシュを渡して保健室まで引っ張っていく。