「あたし、飯島さんなら歩と一緒にいても安心できるけどなぁ…」 本条は少し俯く。 なんで、こんなさみしそうな顔するんだろう。 「まぁ! 飯島さんは歩に興味ないもんね! あ、あたしのこと本条さんじゃなくて未来って呼んでね! それじゃ、あたしの席ここだから!」 なんか、未来と距離が縮まった気がする… でも、信じられない… あの子の笑顔は本物? このまま仲良くしてていいのかな… まだ、話すようになって1週間も立たないし…