帰り銅城はあたしに気を使ってるのか無駄に喋らなかった。
「帰るとこ一緒だとずっと一緒にいられるよな笑」
「別に毎日帰るわけじゃないし。」
こういう返しをするあたしって周りの女子と比べて絶対可愛くないと思う。
だって、必要以上に関わるとそれだけ何かあると辛くなるから。
「俺は瑞樹が望むなら毎日登下校してもいーぜ。笑」
「遠慮しとく。」
即答する。
「3秒ほど考えてから断って欲しかったわ!笑」
そんな銅城が少し可愛く思えた。
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