「ここから見える夕日ってなんか綺麗に見えるよな。

俺ここでたまに一人で夕日見てんだよな。」


「あたし放課後すぐ帰るから初めてここから夕日見た。」


銅城は少し驚いた顔をする。


「興味ないって言われると思った。」


「あたしってそんな冷たく見える?笑」


「そーゆー訳じゃないけどね。笑
夕日沈む前に帰ろっか。」


「うん。」


放課後誰かと一緒に帰るのっていつぶりだろう。


とても新鮮に感じた。