教室に入ると銅城がいつも通り華やかな女子に囲まれていた。 あたしは目もくれずに自分の席に着いてうつ伏せた。 「飯島さんおはよ」 聞き覚えのある声が頭上からする。 やっぱり銅城だ。 「おはよ。」 「昨日は楽しかったねぇ。 また遊んでよ笑」 銅城が満面の笑みでそう言う。