気まずいと思いながら渋々歌う。


「ちゃんと歌えるじゃん笑
せっかく来たんだからもっと歌いなよ」


そういうと銅城はあたしの横に座る。


女子の視線が少し痛い。


「あ、あたし、そろそろ帰る」


ここにいたら明日めんどくさいことになりそう。

あたしはお金を置いてボックスを出る。