「お待たせー。はい、さくらコップ」 「皿もある…って…」 そこで、違和感を感じる。 「「さくらっ?!」」 それはどうやら橋本も同じだったようで、俺とほぼ同じタイミングで声を上げた。 「ありがと、奏太」 そう言って華原は奏太からコップを受け取る。 「「奏太っ!?」」 声を上げる俺たちはどうでもいいのか、2人でお菓子を広げ始める。