コンビニへ出てからの内容が濃すぎて、俺は今でも信じられない。
俺が迷惑なら避けていいって言った瞬間、そんなこと絶対にないって、必死に言ってきて。
それが、めちゃくちゃ嬉しくて。
めちゃくちゃ可愛くて。
「やっべー死ねる」
それに、さっきだってそうだ。
華原が俺を呼んで、コソコソ話をした時。
“枢木とね、少しいい感じになれたの!ありがとう!”
“ほんとか!?”
満面の笑みで報告してくるもんだから、こっちまで嬉しくなった。
“…2人は、何かいい事あったのかな?ほら”
小さく後ろを指差す華原。
その先を追いかけると、こっちを睨む橋本の姿が。
“あたし達が喋ってるのが気に入らないみたいだね。ふふっ”
“それまじ?”
“大まじ。だって、あたしを睨んでるもん。”