「ほら、早く入ろうぜ。」

「う、うんっ…」



気持ちに気付いた途端、どう接すればいいのかわかんない。


「ただいまー」

栗原が言うと、上から枢木とさくらが降りてきた。

「おかえり、俺皿とか新しいの持って行くから、先上上がっとけよ」

「おぉ、悪いな。」

「栗原!」


え。


「ん?どした華原」



目の前の光景に、目を見開く。



あのねーなんて言いながら、さくらは栗原の耳元に近づいて何かを喋った。


「ほんとか?」


栗原もまんざらでもない感じですっごい笑顔だし。


…栗原は、もしかしたらー…