ほんと完璧なんだなって、改めて思う。
休日にこんな人の隣にいるなんて。
誰かに見られたら誤解されちゃうよ…
「く、栗原っ早く行こっ…」
「え、うおっ…!橋本っ…」
そう思ったあたしは、栗原の腕を掴んで早歩きした。
コンビニに着いて、かごを持つ。
「ぱっぱと買っちゃお!ジュースは何がいいかな。」
「何もそんな急がなくても…」
「枢木、さっき食べてたやつすっごいおいしそうに食べてたし、もう一個買って行こうよ。」
「橋本…!」
「…何?」
栗原と向き合って、視線を合わせる。
お互い無言。
しばらくして、栗原があたしからかごを取った。
「…何かあるなら、言ってよ。」
「っ……別に、何も…」
栗原に、言えるわけないじゃん。

