「華原、お前も奏太が好きなら俺にばっか構ってないで奏太にアタックしろ。」
「ちょ、協力してるって言ってよ!」
……協力、ね。
「何よ。」
「ん?いや。とにかく、ジュース1本だと途中で切らすと思うから、俺か華原のどっちかが買いに行けば2人になれるだろ?」
「おぉ!ナイス栗原。任せて。」
まぁ、これで俺たちが頑張ればいいんだ。
……そういえば、奏太の恋愛話って聞いたことなかったな…
少し聞いてれば華原に教えてあげれたんだけどな。
ま、今度でいいか。
「よし、じゃあ橋本迎えに行こうぜ。」
「そだね。」

