まぁ、退屈にはならなそうだ。 「あれ、枢木…そこなの?」 「ん?おぉ!隣は華原か、よろしくな。」 「へっ…!あ、うん!!よろしくね!!」 ははーん。 華原は奏太が好きなのか。 華原の少し赤くなった頬を見て、俺は確信する。奏太は気付いてなさそうだけど。 「あ、くるみー!早くー!」 くるみ? しばらくして、ごっめーん、なんて言いながら俺の横の机に荷物を置いた人物に、俺は絶句。