「どうしたんだよ兄貴、顔緩みまくりだぞ」

「お兄ちゃんきもい」

「あ、あれか!新しい彼女ができたとか?!」

「お兄ちゃんきもい」


おい。おいおいおいおい。

好き勝手言ってくれるな。

春菜に関してはきもいしか言ってねぇ。
お前は奏太かっ。


「別に何もねぇーよ。ミルキーがうまかっただけ。」

ほら、と舌を出す。


2人は特に反応もせずにリビングへ入って行った。