「じゃ、じゃあ!!!」 そう言って走っていく橋本の後ろ姿を見たあと、俺は手に乗るそれに、目線を変えた。 「ミルキーいちごみるく味…」 手に乗るミルキーを見て、それが期間限定のやつだと悟る。 橋本と帰ってる途中、俺の心臓は爆発するんじゃないかってくらいバックバクだった。 それに、今日知ったこと。 橋本はツンデレ。 本人は気づいていないのかわかんないけど、顔が真っ赤だった。 手を繋いだ時だって、少し赤かった。