「よっ。」 目の前には、呑気に片手をあげてる栗原の姿。 あたしは無視して靴を履き直した。 校舎を出ようとすると、パシッと手を掴まれる。 「何よ。」 「そんな怒ってんの?」 「…別に。それより離して。」 腕を振り払おうとするが、栗原が強く握ってるから払えない。 「怒ってないから、離して。」 「やだ。」 やだって… すっごい困るんですけど!!!!