「ばか…七瀬…」 「ほんとわりぃ」 「もう、いいよ。…またね」 最後にちゅっと、くるみは俺に触れるだけのキスをした。 「くるっ…」 「じゃあね!!」 勢い良くバタンとしまる扉。 「まじかよ…」 俺はくるみの行動に驚いてしばらく突っ立っていた。