「くせには余計だ」
「っ…七瀬ぇ…」
くるみの細い腕が震えがちに俺の背中に回された。
「くるみ、好きだよ」
「あたしも…」
ふっ…やっぱり、くるみは好きって言わないな。
その代わりに俺を抱きしめる力が強くなったから、いいんだけど。
「あ…」
「ん?」
「もうすぐ頂上だ…」
窓を覗くと、確かにもうすぐで頂上だった。
あ。
そーゆーことか。
「くるみ。」
「な…んんっ!」
頂上に着いたと同時に俺はくるみにキスをした。
「っは…」
「これだろ?」
「なっ…!!」
図星だったのか、くるみは慌てて俺から離れた。

