「あ、ここ。」 「え、近っ」 歩いて10分。かなり近かった。 …でもその分、手を繋ぐ時間は短い。 繋がれた手はスッと離された。 七瀬はガチャ、と扉を開けた。 「おーい、ただいまー」 そう言った瞬間、ドタドタッと足音が大きく鳴って、男の子と女の子が現れた。 「わぁー!!!彼女さんですか?あたし妹の春菜です!」 「俺弟の彼方です!」 なんとも…美少年、美少女なことで、あたしは驚いた。 それに似ている。彼方君は七瀬Jr.だし、 春菜ちゃんは女版七瀬。