「お待たせしました。ミルクティーです。」 「あ、どうも……」 コトンと目の前にミルクティーが置かれ、 あたしはごくっと一口飲んだ。 「…ミルクティーのどこがうまいわけ?甘くね?」 「えー?ミルクティーほどうまい飲み物なんてないくらいよ。」 「ふーん?頂戴よ。」 「え?いいけど…」 七瀬はあたしからカップを取ってミルクティーを一口飲んだ。 …ちょっと待て。 あたしは右利き、七瀬も右利き。 カップの取っ手を持つのは当然右だ。 つまり…