そして浮かぶ、七瀬の顔。 ベットの上に放置していた携帯を手に取り、電話帳を開いた。 栗原七瀬、と書かれたところであたしの指は止まる。 通話ボタンを押すだけなのに、雑念が邪魔をしてなかなか押せない。 迷惑じゃないかな… 七瀬だって、用事があるかもしれない。 それに、2人でする勉強会はまだ先だしなぁ。 携帯とにらめっこして10分くらい経った頃。