猫はニャーと言いながら、あたしの足元にすり寄ってきた。
「君も1人なの?」
どうやら子猫みたい。
あたしは子猫を抱き上げて膝の上に置いた。
「あたしね、友達にひどいことしちゃった…みんな、怒ってあたしのこと嫌いになっちゃったよ…」
猫を撫でながら話しかけるが、返事はニャー。
「当たり前か…」
そして、子猫はぴょんっと跳ねてどこかへ消えてしまった。
はぁ…これからどうしよう。
携帯は…
「えっ、あれっ?」
短パンのポケットに手を入れるが、ない。
え、かなりやばくない?
てか今何時…?
公園の時計を見るが暗さで見えない。
なんで街灯が時計じゃなくてブランコのところにあるのよ…
「っ…ふっ…」
寂しいからなのか、怖いからなのか、みんなから嫌われたからなのか…わからなくて、ごちゃごちゃで、ボロボロと涙が出てくる。

