ツンデレ彼女×溺愛彼氏


「でもあたしそのとき栗原のこと知らなかったもん。」

「栗原のこと知らなかったの、多分くるみだけだよ〜」

「えぇ…」


あの時…あの山のようなプリントをまとめろと生活指導のハゲに言われた日のことは今だによく覚えてる。


あれが、栗原と初めて話した日だから。


突然教室に入ってきて、なんなのって思ってたけど手伝ってくれて…

あの時、もっとお礼しとけばよかったと少し後悔していた。


もともと人見知りだし、それに相手は男子。

ミルキーを渡す…という子供じみたことしかできなかった。