「さ、さくら…いいの?水着って…」 「当たり前じゃん!泳げるんだよ?!」 …ほら、な? 「じゃ、そういうことで。」 奏太は用事があるらしく、そそくさと帰って行った。 「じゃああたしらはショッピングしてくる!!じゃあね栗原!!!」 「ちょっ、さくらっ!!」 強引にくるみの腕を引っ張る華原。 あんなこと言ってるけどなんだかんだ楽しそうにしてるくるみ。 そんな2人に、俺はふっと笑みをこぼす。