予定を聞くと、案外みんな暇人なのか結構空きがあって埋めやすかった。 「んじゃ、この日までに掃除とかさせとくから。お前らちゃんと準備しとけよ?」 「りょーかい!ありがとう奏太〜」 「あ、水着持ってこいよ。」 水着っ?! …そうだ、海水浴の存在を忘れてた。 「泳げるのー!?やったぁー!」 「え…」 はしゃぐ華原と驚いたくるみ。 …まぁ、くるみの考えることはわかる。 おおよそ、水着を着るのが嫌なんだろう。