（ 会社の前の道路 ）
自家用車の大型ワンボックスの
ハイ・エースを乗り付ける幸弘。
やってきた友人 山田に車のキーを渡す。
「新田、悪い、悪い、わざわざすまんなぁ。」
「いいってことよ。
あぁそういえば奥さんは元気かよ？
愛しの『あねさん女房』は？」
「おぉ～、
えらく太って今じゃすっかり『おっさん女房』だ。
屁で返事する豪傑だぜ。
みんなでキャンプとなると俺のセダンじゃ
荷物が全然入んなくってさ。」
「アウトドアは、やっぱりワンボックスだろ？
キャンプ楽しんでこいよ。」
「おぅ、じゃぁな。」
（ 弘のバイト先のバーガーショップ ）
弘が気になる女従業員（岡 真奈美 オカ マナミ 十八歳）
に何とか話しかけようとモジモジしている。
「あ、あの・・・」
「何？」
「岡さんって、
休みの日は何していらっしゃったりするんですか？」
真奈美は、不思議そうに弘を見て
「あたし？そうね。ツーリングとか良く行くわね。」
「ツーリング？」
「バイク乗ってるから。」
「えーっ！そうなんですか？
ぼ・僕も乗ってらっしゃるんですよ！
もしよろしかったりしちゃったりすれば、
今度一緒にツーリングに行って下さいませ！」
「（笑いをこらえながら）何それ敬語のつもり？
良いけどバイクは何？（弘の髪型を見ながら）
まさか族車じゃないでしょうね？」
「えっ？」
「まさか今時そんなはず無いわよね？」
「え、えぇ。そんなはずないじゃないですか。あはは・・・」
「じゃぁ、明日どう？そのつもりだったから。」
「え、明日ですか？」
「なによ？ダメなの？」
「い、いえ、ただ・・・」
「何？はっきりしなさいよ！
二度は誘わないわよ！
行くの？行かないの？！」
「行く！いや、行きまするぅ！！」
自家用車の大型ワンボックスの
ハイ・エースを乗り付ける幸弘。
やってきた友人 山田に車のキーを渡す。
「新田、悪い、悪い、わざわざすまんなぁ。」
「いいってことよ。
あぁそういえば奥さんは元気かよ？
愛しの『あねさん女房』は？」
「おぉ～、
えらく太って今じゃすっかり『おっさん女房』だ。
屁で返事する豪傑だぜ。
みんなでキャンプとなると俺のセダンじゃ
荷物が全然入んなくってさ。」
「アウトドアは、やっぱりワンボックスだろ？
キャンプ楽しんでこいよ。」
「おぅ、じゃぁな。」
（ 弘のバイト先のバーガーショップ ）
弘が気になる女従業員（岡 真奈美 オカ マナミ 十八歳）
に何とか話しかけようとモジモジしている。
「あ、あの・・・」
「何？」
「岡さんって、
休みの日は何していらっしゃったりするんですか？」
真奈美は、不思議そうに弘を見て
「あたし？そうね。ツーリングとか良く行くわね。」
「ツーリング？」
「バイク乗ってるから。」
「えーっ！そうなんですか？
ぼ・僕も乗ってらっしゃるんですよ！
もしよろしかったりしちゃったりすれば、
今度一緒にツーリングに行って下さいませ！」
「（笑いをこらえながら）何それ敬語のつもり？
良いけどバイクは何？（弘の髪型を見ながら）
まさか族車じゃないでしょうね？」
「えっ？」
「まさか今時そんなはず無いわよね？」
「え、えぇ。そんなはずないじゃないですか。あはは・・・」
「じゃぁ、明日どう？そのつもりだったから。」
「え、明日ですか？」
「なによ？ダメなの？」
「い、いえ、ただ・・・」
「何？はっきりしなさいよ！
二度は誘わないわよ！
行くの？行かないの？！」
「行く！いや、行きまするぅ！！」
