翌朝、幸弘は遅めに目覚めた。

「あぁ・・・頭痛ぇ・・・」

その後、自分の胸で寝ている幸の顔を寝ぼけまなこでしばらく眺めていた。

「ん・・・うわっ!?え?あ、そうか。夕べ帰って来ていつもどおりにそのまま寝たの

か・・・」

その時幸が目を覚ました。

「う~ぅん・・・あ、おはようパパ。」

「お、おはよう・・・なんか、ごめんな・・・」

「パパ、お酒飲んですごい温かだったからビックリしちゃった。良く寝れたけど。」

「あ、そ、そうだった?」

起き上った幸は普通に着替えだす。

突然のナイス・ボディーの下着姿に幸弘はうろたえてしまう。

「お、おい、何してんだよ!」

「何照れてんのよ、変ね。だって親子だよ、パパ。」

着替えて出て行く幸。

幸弘は大きくため息をつき頭を振りながら洗面所へ行き、顔・歯を洗いリビングへ向か

う。