いつものように車に乗ると 手にカッターを持っていた一樹。 目が本気だった。 刺すぞ、そう感じた。 取り上げようと手を伸ばした。 一樹はカッターを振り回し始めた。 そして、私の手の甲が切れて 血が溢れだした時、 一樹の動きが止まって、 カッターを後ろの席に投げた。 次はいつものコースだった。