中に入ると香水の臭いがフワッと 漂う。 一樹はと言うと、目をつぶって くたーってしてる。 一応、 「 はじめまして、一樹 」 って声をかけるけど返事が ない。 運転席に座ってる恭平くんが 後ろを向いて、一樹を起こした。