メールを作成し、 両手で送信ボタンを押す。 送信中から送信完了へと 切り替わり ふぅ と深呼吸をする。 「 うん、返信返って こなかったら それまでだ。別に へこまないし。平気、平気… 」 床に正座をしながら 携帯を見つめる。数分が 経過した時、 母の声が聞こえてきた。 「 瑞季ー! ご飯よー 」