しょうがないじゃん?アウトドア派だし、家にいても外国語の本読んでるか勉強してるし…


「勉強の方が楽しいもん♪」

ふふん!と言ってみるも、優奈に苦笑いされる。


「悲しい奴…でも、良いよね!あんなかっこいい有名な芸能人と話せたんだから!」


「それが…」

私が先輩に躓いてしまった時のことを言うと…


「ウソでしょ!?なんてこっちゃ!」


優奈が珍しく動揺してる。
そりゃそうだよねぇ…うん。ビックリだよね。


……キーンコーンカーンコーン……


「あっ!チャイム鳴ったよ。座ろ!」


「うん。春ちゃん、謝りなよ?」


「うん。もちろん!」