イヤホン


「ねえ、これかりたいんだけど!」さっきと変わらない笑顔でその子が言う
僕は、なぜか少しボーっとしていた。

「あ、はい。」
ボーっとしたままやりとりが終わり、彼女は店からでていった。




佐野が走ってきて
「やっば、めっちゃ焦ったわ。俺ら以外に人いたんだな」
そういいながら周りをチラチラ確認している そして僕の顔を見た瞬間ニヤニヤしはじめた

「なんだよ」
僕が言うと

「お前、ホントわかりやすいわ。あはは!」
と大笑いし始めた
それと同時に、僕の体温がどんどん上がっていくのを感じた。