虎と雪女

「ふふっ、気になるんだ」

「じゃあ別に言わなくていい」

「ごめんって……心配しなくても立松の家だから!」




立松……。


別に心配もしてないけど。





「それにしても雪ちゃん……相変わらずの胸のでかさだね」





じーっと美景ちゃんの視線が私の胸部に。


着替え終えた美景ちゃんの胸を私も見る。



うちの家系は、結構巨乳が多いせいか、私もお姉ちゃんもその血を受け継いだ。




「小学生じゃないよ」

「美景ちゃんは……その……」

「どうせ小さいですよ!」




ふんだ!とタオルで胸を隠す美景ちゃんを微笑ましく眺める。



こういう会話をする日がくるなんて……。



それほどの仲になったということかな。





「じゃ、行こうか」

「そうだね。男子は着替え速いし、もうプールで待ってると思うし」




プールのどの辺りで待っているのかは、美景ちゃんが把握しているから大丈夫のよう。





「日に日に胸がでかくなってる雪ちゃんに、どんな反応を虎はするのか見物だね」

「美景ちゃん、おっさんみたいだよその顔」





美景ちゃんの将来が不安になったときだった。


いつもはこんな子じゃないんだけどな。

はっ、もしかしてこれが本性か!