虎と雪女

「まあ、まだまだ小学生だから。いろんな恋をしてもいいと思うわ」

「……はい」

「先生も昔たくさん遊んでいればよかったわ」




本当に後悔しているようで重いため息を吐いた先生。




「あっ、先生そろそろ救護テントに一度行かないといけないから留守にしてもいいかしら」

「大丈夫です」

「ごめんなさいね」




ギシッと音を立てながらベッドから立ち上がってカーテンを開けて出ていった。




暫く1人の時間か、とすることもなく横になった。





ガラッと扉の音がし、先生が戻ってきた。



忘れ物かな。



そう思って起き上がってみると、カーテンが開いて入ってきたのは先生じゃなかった。