ドサッなんて軽い音じゃなくて、ゴンッという痛そうな音がした。
痛そうじゃなくて実際に痛いんだけど。
足がもつれた後、水樹くんという男の子に服を引っ張られて転倒した。
ゴンッという音がしたくらいだから、それはそれは思いっきり引っ張ったんだろうね。
頭痛いし背中痛いし、肘も痛い。
横たわりながら一番痛い頭を押さえていると、わらわらと人が集まってきたのが見えた。
「ちょっとあんた!!今のわざとやったでしょ!ウチ見てたんだけどっ!」
「は、はぁ!?」
美景ちゃんが水樹くんに食って掛かるが、水樹くんは動揺しまくり。
彼もまさかここまでになるとは思いもよらなかったのだろう。
「佐々原さん、大丈夫!?」
「……い、たい」
頭に触れる手。
誰だと顔を見上げると、山田だった。
不安気な表情がどれだけ心配しているかが伝わってくる。
しかし、大丈夫とは言い難かった。
こりゃ寝てないと駄目かもしれない。
「先生ーーーーっ!」
「佐々原!大丈夫か!!」
近くにいた藤田先生と審判も急いで駆けつける。
生憎、小学生にはお姫様抱っこなんてできないので駆けつけてくれた藤田先生に保健室まで運んでもらった。
運んでもらっているときに見えた五条は、なにやら立松と話していた。
顔は見えなかったが、転倒する際視界に入った五条は目を大きく見開き、誰よりも速くこっちに向かって走っていた。
痛そうじゃなくて実際に痛いんだけど。
足がもつれた後、水樹くんという男の子に服を引っ張られて転倒した。
ゴンッという音がしたくらいだから、それはそれは思いっきり引っ張ったんだろうね。
頭痛いし背中痛いし、肘も痛い。
横たわりながら一番痛い頭を押さえていると、わらわらと人が集まってきたのが見えた。
「ちょっとあんた!!今のわざとやったでしょ!ウチ見てたんだけどっ!」
「は、はぁ!?」
美景ちゃんが水樹くんに食って掛かるが、水樹くんは動揺しまくり。
彼もまさかここまでになるとは思いもよらなかったのだろう。
「佐々原さん、大丈夫!?」
「……い、たい」
頭に触れる手。
誰だと顔を見上げると、山田だった。
不安気な表情がどれだけ心配しているかが伝わってくる。
しかし、大丈夫とは言い難かった。
こりゃ寝てないと駄目かもしれない。
「先生ーーーーっ!」
「佐々原!大丈夫か!!」
近くにいた藤田先生と審判も急いで駆けつける。
生憎、小学生にはお姫様抱っこなんてできないので駆けつけてくれた藤田先生に保健室まで運んでもらった。
運んでもらっているときに見えた五条は、なにやら立松と話していた。
顔は見えなかったが、転倒する際視界に入った五条は目を大きく見開き、誰よりも速くこっちに向かって走っていた。



