虎と雪女




同じ部屋でベッドに横になりながら漫画を読んでいた美人の姉に、経緯を話して相談した。



こういうときの姉だ。



頭は悪いが、顔は良い。



恋愛経験も、それなりにあるしこの辺りじゃ有名だ。美人で。




ショートに切り揃えている漆黒の髪と、長い睫毛。


この2つは私も持っているのに……。




「で、どう思う?」

「知るかボケ」



即答。



こっちを見ることもなく漫画に集中してる姉ちゃんを邪魔したのがいけなかったか。




「アドバイスくれたっていいじゃん」

「自分の問題は自分で解決しろ」



きっぱり言われたが、それで諦める私じゃない。




「勉強みてあげてるのは誰?誰のおかげで中の下で留まってれると思ってんの?」

「……チッ」




盛大な舌打ちをし、顔をこっちに向けてくれた。




「姉ちゃんの経験上、告白なんてたくさんされたでしょ」

「まあな」

「その姉ちゃんから見て、どう思いますか」