虎と雪女


五条が私のことを好きだという、衝撃的な事実が発覚した後、私はポカーンとしながら家に帰った。



あのアホは今日の私の授業で理解できたのか、と私は違う方向を気にかけていたが。





まさかあの五条が私のことを好きだとはこれっぽっちも思ってなかった。




だってあの五条だよ?




やたら私に突っかかってくるな、とは思ってたけどね。



そんな素振りはなかったし、噂も聞かなかったし、てっきり私は誰か可愛い子が好きなのかと思い込んでいたが。



五条はモテるし、告白だってされたことあるだろうに。




そんなやつが、私のことを好き……?





いやでもまさかな。




でもからかっただけかもしれないし。



今学校で流行ってるゲームかも……。



考えれば考える程、あれは本気だったのかそれともからかったのかで悩む。





うーん。





「どう思う?姉ちゃん」