虎と雪女








「保健室?」

「そう。先生たち会議があるみたいでね15分だけみたいだし」






五条との勉強会にて、昼休憩藤田先生との話を五条に伝えた。



すると、納得いなかいような表情をした。





「まあ……イイケド」

「ごめん、すぐ戻るから」

「へーい」






保健室に来る人なんていないと思うんだけど、まあ念のためで私が行くだけだもん。



五条は筆箱から鉛筆を出して、ペン回しをしながら「いってら」と呟いた。





「あっ、そうだ」

「あん?」





私は五条が机の上に置いた理科の教科書を開き、トントンと人差し指でとあるページを指した。




「ここからここ、覚えておいてね」

「げぇ!」

「次のテストこの辺りだから」

「はぁぁぁ!?」





五条の目玉が飛び出てきそうだ。


それに対して私はにこりと笑う。


次のテストで70点はとってほしい。





「冗談だろ……」

「本気。じゃあ頑張ってねー」




ひらひらと手を振りながら教室を出た。













あっ、ついでに社会のとこもやってもらっとけばよかったかな。


でも五条はそんなに覚えれないか。