「ごちゃごちゃうるせぇぞ。読んでないならいい。今から仕事を与える。初の姫の仕事だぞ!ちゃんとやれよ?」

俺は相川の前に資料の束を置いた。
今回の新入生のデータだ。

「何?これ、てか多すぎ。」

「今から説明するからよーく聞いとけよ。これは新入生のデータ全部だ。それを成績順に並べろ。そして、まとめて職員室に持ってけ。今日中にな。」

めっちゃ嫌な顔したな。こいつよく顔に出るな。面白い。

諦めたのか資料を手にして作業し始めた。

俺は席について、自分の仕事についた。