ネット

リビングにユートがいた

「あ、ユート…」

「え?なんで泣いてんの?」

ユートはかなりびっくりしていた

「ミルに嫌がらせされたのか?」

ユートに頭なでられた

もうただ首振ることしかできなくて

「ミ…ルちゃ…んは…っ関係なくて…」

「じゃあどうしたんだよ!言えよ!」

言えない。絶対言えない。

「な…にも…っない…よ」

「絶対なんかあっただろ!」

「花粉症…っ!な…だけ…だっ…て!」

あたしは大声をだしてしまった

自分がすごくいやになって
駆け出した

「おい!待てって!!!」