キミだけ。






ー京sideー




「ん……」



…………やべ。寝てた。



時計を見ると、もう5時を指してた。


なのに……なんで隣でコイツが寝てんだ?



気持ちよさそうに眠ってるくるみをみると、なんとなくイラッとした。



俺は、くるみの頬を軽くつねった。



すると、



「うぅ……」


と言いながら、不機嫌そうにしている。



頭を撫でると、ガキみたいに嬉しそうに顔をする。



コイツ…………起きてんのか!?



そう思うくらい、俺が触れるたびに表情をコロコロと変えてくる。




あーもう。



なんなんだよコイツ……


こいつといると、自分がおかしくなる。



「起きろっ」



くるみのおでこに、少しだけ強めにデコピンをする。




「んっ……」