キミだけ。






あたしは、京の顔へ手を伸ばすと、京の鼻をキュッとつまんだ。



「起きちゃえっ」



息ができないせいで、苦しそうな顔をする。


手を話すと、すぐにぐっすり寝てしまった。


睡眠時間すごいんだろーな……


そんなことを思ってると、いつの間にか京の方に顔を向けて眠ってしまった。