キミだけ。





「あーっ!ちょー楽しかったね!」


「うん…………」


約十種類の乗り物を乗り終えると、尚の顔が大変なことになってることに気づいた。


「尚……大丈夫?」


「……うん」



絶叫系嫌いなのに無理してたんだ……

ほんと、優しいよね。



「ごめんね?無理させちゃって。尚も何か乗りたいのある?」


「じゃあ……最後にあれ、乗りたい」



尚が指を指したのは……