……何?何でそんなに言いにくそうにしてんの……


「もう!何?はっきり言ってよ!」


それでもやっぱり言いにくそうで……

やっと口を開いたかと思うと、その口から出てきた言葉は……



「かなり、可愛い………」


っつ!!まさか、言いにくそうにして理由がこのせいだとは思ってなかった……


「ありがと……尚もかなりカッコいいけど……」



なんか……恥ずかしくなってきた……

どうしよ……



そんな時、私の視界にあるものが移った。


「尚!!ジェットコースター!」


「は?何?」


「ジェットコースター乗ろう!」



…………そう。あたしはジェットコースターが大っ好きなんです。

てゆうか……絶叫系?


「おー。乗るか!」



あー!久しぶりのジェットコースターだ!

叫び声を聞くとかなり興奮してきた。


「尚!!早く!」


私は、尚の手をひいて、ジェットコースター乗り場へと急いだ。