キミだけ。





え……?

みっちゃんの返事によって、ナンパ男たちとカラオケに行くことになった。

不満オーラを出しまくってる私にみっちゃんは、

「くるみ、彼氏欲しがってたでしょ?募集中の間は積極的にいかなきゃ!」


私のため……?ということもあって断れなかった。


「あの3人はうちらと同じ高校で、あの茶髪の人は同じクラスの二谷尚君!もしもの時のために覚えといて!」


もしもの時って……

そういって全員の名前を覚えさせられた。